ブランド腕時計の貯蓄性

ブランド腕時計の魅力の一つに、貯蓄性があります。
つまるところ元値が高いだけに、買取に出す際にも高額買取が期待できるため、貯金しているかのような感覚になります。

実質的に、たとえばロレックスのモデルでは、条件がそろっていれば定価の3~4割以上の価格で買い取ってくれますし、あまり出回っていないモデルにもなると、定価とほぼ同じ価格での買取もありえます。また、モデルチェンジしてその一代前のものが廃盤となったとき、将来プレミアが付き、高値で取引されることもしばしばあります。未使用品で付属品がすべてそろっていればなお高値で取引されるでしょう。

▼必要なのは戦略的に購入すること
ブランド腕時計を貯金のように考えるならば、大事なのは購入時の戦略性です。簡単に言えば買った値段で買取してくれそうなモデルを探せばよいということになりますが、それはなかなか簡単なことではありません。
先の例でいうなら、同一ブランドのなかでも珍しい素材を使っている(ロレックスで言うところのステンレス素材)、あるいは期間限定品や○○記念の限定モデルといった製品は、のちのちプレミアがつくこともあります。
ではもともと200万円、300万円する時計も出ている本数が少ないから、プレミアがついたり高く売れるんじゃないか?と思われる方がいるかもしれません。
この場合は逆です。この値段の腕時計を買うことができる人がそもそも少なく、流動性が低くなり、売ろうとしても書いてが見つからないという憂き目に遭う可能性が高くなります。中古買取店へ持って行っても、小規模のところは買取不可となる可能性が高く、買い取ってくれる店があっても、せいぜい定価の半額程度の値段しかつきません。

お金にある程度の余裕があるなら、貯蓄性の高いモデルを1本、普段使いするモデルを1本といったように、使い分けもできるでしょう。ただいずれにしても最初の1本は、自分のお気に入りを見つけそれを普段使いとしてとことん使い倒し、余裕が出たら価値の高いものを1本購入されるとよいと思います。

▼ねらい目は美麗で安価な中古品
もともとブランド腕時計は価格が高く、しかも落ちにくいのが特徴です。中古品でも価格は下がりにくいのですが、それでも新品を買うよりは全然安く買えます。
その特徴を利用して、安く中古品を買い十分に使った後に、買い取ってもらう(あまり価格は下がっていない)というお得な方法が一つあります。
オークションなどを利用すれば、場合によっては中古店よりも安い価格でブランド腕時計をGETできるチャンスがあります。
ただその場合、個人との取引になるケースは相手が信頼できるかどうか、腕時計の品質は問題なさそうかよく確かめる必要があります。

ブランド腕時計の豆知識~パーツ編3

▼ハンド
忘れてはならないのがハンドです。ハンドとは時・分・秒を示す針状部品で、いわば腕時計の顔の部分です。良く使われる素材は真鍮ですが、ブランド時計の場合は一味違います。ここの部分こそ、腕時計にオリジナリティを表現し、さりげなく存在感を主張させることのできる通好みのパーツなのです。
意外なほどバリエーションも多く、ブランド独自の意匠つきモデルもあります。
いくつか種類があるので紹介しましょう。
まずはバトン。先端がとがった棒状のバトンは、もっともスタンダードな形で比較的クラシカルなブランド時計に採用されています。
つぎにドーフィン。これはフランス皇太子を意味し、針の先端が鋭くとがっています。モチーフは西洋刀であるサーベルです。
トランプのスペードのような形状をした針をスペードと言います。
ペンシルという鉛筆の形をモチーフに作った針の形もあります。
針が太目で存在感があることなどから、アクティブな活動中たとえばスポーツシーンなどにおいても時間が確認できるように、
スポーツウォッチに採用されています。
アップル針と呼ばれる鋭い突起のついたリングのあるハンド、ブレゲも個性的なことで有名です。

▼インデックス
最後にインデックスです。
文字通り、文字盤に掛かれている数字やマークなどです。時を表すのに必要な部分ですが、もっとも表面積が広い部分でもあり、時計全体のイメージ形成に大きな影響を与えます。
数字もそうですが、目盛、マークなど自分の好みがでてきますから、慎重に選ぶべきです。
インデックスは大きく分けて3つです。
アラビックは数字ですね。1,2,3…12という表記です。分かりやすさでは一番でしょう。書体は各ブランドでまちまちですので、こちらは好みのものを見つける楽しさがあります。
ローマンはローマ数字です。I、II、III…XIIといった形です。どちらかというとクラシカルな印象を与えます。エレガントさ、高級感などを感じることができるインデックスですね。
最後に、棒状のインデックスをバーと言います。バー自体は主張せず、ダイヤルを引き立てる存在です。

ブランド腕時計の豆知識~パーツ編2

ブランド腕時計を語るうえで欠かせないのがパーツ。
ケース以外のパーツで、ブランド腕時計ならではの部分をピックアップしてみましょう。

▼ガラス
まずはガラスです。風防とも言われる部品で、内部の機構を保護する役割を持っています。ブランド腕時計ではこの風防にも割れにくく、キズが付きにくい特別な素材が使われているほか、無反射コーティングされていて、時間を確かめやすくする工夫も施されています。たとえばロレックスのモデルでは、ガラスにサファイアクリスタルを使い、エッチングに王冠透かしを入れ、デザインとともに偽造防止という実用的な面に配慮したガラスとなっています。これは一例ですが、ブランドごとさまざまな特徴がありますね。

▼ベゼル
ベゼルはタキメーターと呼ばれます。ケースの前面、その周りの外周部分を指し、カレンダー機能など時計独自に施されている機能によってこの部分に数字が記載されています。またエングレーブやダイヤモンドなどの宝石を装飾として配置するなど、ブランド独自のスタイルやモデルごとの色を出すために利用される重要なパーツです。
ロレックスのダイバーズウォッチであるサブマリーナーなどは、回転させて使うことができる回転ベゼルが付いており、その機能性を際立てています。

▼ブレスレット
腕に巻く部分をブレスレットと言います。革製のものはベルトと呼ばれます。こちらのパーツも利用する素材によって腕時計の表情が変わり、ブランド時計の豪華さをより引き立てる部分です。
金属性のブレスレットの場合は、素材はもちろん、その表面に磨きをかけ表面仕上げにしている、たとえばロレックスのGMTマスターIIの現行モデルを見ると、その輝きは別格なのがわかると思います。
こちらのモデルはベゼルもセラミック素材を採用し、ロレックスの現行モデルのなかでも異彩を放つ1本に仕上がっています。

ブランド腕時計の豆知識~パーツ編

ブランド腕時計を購入する時に、どこを見ればよいのでしょうか。
ブランドが有名かどうか、自分が購入できる価格かどうかはともかくとして、はじめてブランド時計を購入する際の注意点をご紹介します。

まずケース。ケースとは時計の文字盤や針、時計を動かすためのゼンマイなどムーブメントと呼ばれる部分を収めている外装部分です。これがなければ時計の体をなさない、まさに時計の心臓部分ですね。
ケースはまず、外部からの衝撃や水分、火気などから内装を守る役割があります。これを高いレベルで実現しているブランドの時計を持っていると、一目置かれます。とくに一つの金属を削って作っているロレックスのケースは、その防水性と丈夫さで非常に有名です。

ケースには形がいくつかあります。これは好みによって選択すると良いでしょう。
・ラウンドタイプ
もっとも一般的な形で、丸みのある形状をしています。文字盤、針、カレンダーなどのインデックスとのバランスが良く、時計も見やすい形です。
・スクエアタイプ
四角い形をしたケースです。ビジネスユースに最適な主張しすぎないフォルムなので、通なビジネスマン好みの形と言えるでしょう。
・レクタンギュラー
縦長のフォルムをした少しクセのある形です。クラシカルな時計に多いタイプですね。
・オーバルタイプ
楕円形をしたフォルムで、女性的な印象をします。個性的な形も多くエレガントな印象を与えます。

そのほかにも座布団のような、丸型と角型の中間的な形をしたクッションタイプ、縦長あるいは横長の樽のような形をしたトノータイプと合わせ、ケースは6種類に分けられます。
ロレックスのように独自のオイスターケースを採用し、それ自体が魅力となっているブランドもあります。質感や素材、大きさなども着ける人の性別や特徴、好みなどと合わせると、非常にたくさんの選択肢が出てきます。
ケースは腕時計の顔となる部分ですので、種類を把握してお気に入りの形を選ぶと良いでしょう。

ブランド腕時計とは

▼ブランド腕時計の定義
ブランドという言葉自体、もはや高いも安いもなく、企業独自の色や商品、サービスを表す言葉になってきました。
これが本来のブランドです。
しかしこと日本ではバブル経済の影響もあり、ブランドというと高級ブランド品を指す言葉として定着していて、服やバッグ、腕時計などファッション系の商品においてその傾向が色濃く出ています。
ちょっと小難しいことを言っちゃいましたね。

▼ブランド腕時計の系譜
腕時計は特に男性の間でステータスの証として人気です。
価値観やこだわり、アイデンティティなどを高級ブランドの時計に求め、こぞって価格の高い高級品を買いあさったのがバブルの時代。
ロレックスブームが起きブランド腕時計のカテゴリーが一気に拡大していったのが、この時代以降です。

▼ブランド腕時計の定番
ブランド腕時計といえば何が浮かんでくるでしょうか。
多くの方が上げるのはロレックスでしょう。ご存知の通りロレックスが高級腕時計の中でも王様の位置づけです。
他には、フランク・ミュラー、ハリーウィンストン、グッチ、ブルガリ、カルティエ、オメガなどの有名ブランドから、パテックフィリップ、パネライ、ルイ・ブレゲ、ヴァシュロン・コンスタンタン、オーデマピゲ、ブライトリング、ゼニス、ポルトギーゼ、オリス、フレデリックコンスタント、モンブラン 、ロンジン、ベル&ロス 、
エベル、ユンハンス 、チュードルなどの名前が上がります。
おそらく腕時計のブランド自体を知らない方は、ここに上げたブランドの内、10種類もご存じないかと思われます。
当たり前の話ですが、高級腕時計はロレックスやフランク・ミュラーなどだけではありません。
これは日本人の悪い所かも知れませんが、腕時計を価格順に並べてイコール価値の高いものという考え方が、こうした超高級ブランド志向生み出したといっても過言ではないのです。

知らないだけで実は奥の深いブランド腕時計について、紹介していきましょう。

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